闇の帝都

 

人が誰を好きになろうとも

それは誰にも口出しできない

ただ全てを受け入れ、

背中を押すか、悲しむか

 

しかし中には下心

自分の為に邪魔する者も

 

笑顔で近づき親切顔で

つらいのならば止めておけ

そんな奴なら止めておけ

甘い言葉と巧みな嘘で

仮面の下で舌を出す

 

揺れる心を巧みに崩し

自分が割り込む隙間を狙う

 

そんな奴等が闊歩する

闇の帝都の光の海に

 

君は独りでどこへ行く