哀しくて
泣きたくて
握りしめた拳に
ぎゅっと力を込める
君の映らない瞳でも
閉じることなく
伏せもせず
握りしめた拳を
そっと開こう
手のひらの爪痕は知ってる
泣きじゃくる者だけが
悲しいわけじゃない
そして
その愛の深さも