時を越えて

 

今、君は

どんな夜を生きてるだろう

独りぼっちで

寂しがってはいないだろうか

それとも独りがいいなんて

思う世界にいないだろうか

 

今、 僕は

独りぼっちで この手紙を書いている

果たせなかった約束 なんて無い

今も僕は守り続けている

ただ、君に

伝える術がない

それだけのこと

 

死が二人を別つとも

なお、君を愛し続ける

 

君の視線のその先に

たとえ僕は居なくとも

今も心に流れるメロディ

誰にも止める事など出来ない

 

もしも君が望むなら

僕はいつでも時を越えて

今すぐ君を迎えに行くから

 

君は今も

独りぼっち

なんかじゃない