咳込む夜に月は溶けゆく
掌を赤く染め上げ
屈む様に落ち込んでゆく
我、漆黒の闇に願うは
此の命(めい)在る限り
君と共に在らんことを!
もう一人の家に帰ろう
いつか君といた家
さぁ一人の家に帰ろう
君の笑顔が待っている