差し伸べた手

 

誰にでも優しい君は

きっと誰とでも大丈夫

 

いつだって傍に誰か

いつだって居てくれる

 

これは僕のヤキモチなのか

それとも悲しい現実なのか

 

誰にでも優しい君は

きっと誰とでも大丈夫

 

それが求める人でなくても

君は笑顔で受け答える

 

たとえそれが

本当の笑顔でなくても

誰も気づきはしない

 

そして君も

本当の優しさでなくても

気づこうとしない

 

これは僕のヤキモチなのか

それとも悲しい現実なのか

 

差し伸べた手が

空を切る時

 

僕に再び

孤独が訪れる