面影

 

君が僕に

何を求めているのか判らなくても

僕はそれを与えたい

僕が君に

何を求めていのるか判らなくても

君はそれを与えてくれる

 

僕らは互いに

求め合うものを与え合うよう

運命の元に生まれついた

 

僕がそれを

君がそれを

決して疑わぬ限り

永遠は僕らの手の中に在る

 

僕らは僕らを守るため

神が与えた仮面があるから

僕らは僕らを守るため

悪魔にだってなれるのだから

僕らは僕らを守るため

僕らは寄り添い生きてゆく

 

いつかの僕が夢で見たのは

君の面影だったのかもしれない