黒い夜

 

黒い夜に 目を閉じて 想う

俺は何を求めているのか

どれだけこの手を伸ばしても

触れることは叶わない

ただ後姿を見送るのみ

 

何もない 関わりもない

気づかぬ振りをして遣り過ごす事で

他人のままでいる事が出来たなら

今も笑顔でいられたのかもしれない

 

もう二度と

黒い夜には 目を閉じて

決して君を

苦しめぬよう