凍える冬

〜季節外れの蝶〜

 

君を失ったあの日

誰かを愛することを止め

誰をも愛する事を選んだ

 

そして僕は僕を失い

もう二度と目覚める事は

決して無いと感じてた

 

もしも君と出逢わなければ

僕はひとり

今も瞼の中にいたのだろう

 

幾度も数えた凍える冬に

差し込む光はいつの日か

僕の心に届くだろうか

 

君のくれた愛の花束

純粋なる思い

変わらぬ愛

 

季節外れの蝶