君の思い出

 

悲しい夜は度々訪れる

そんな夜には窓を締め切り

エアコンの呼吸に耳を傾ける

 

国道沿いの小さなマンション

ベッドとパソコン

そして小さな食器棚

他には何も無かった君の部屋

眠れる君の隣で僕は

ただじっと君を見てた

 

あれから何年経ったろう

悲しい夜には窓を締め切り

エアコンの呼吸に耳を傾ける

そして君を思い出す

 

悲しいことは沢山あるよね

君の思い出もそのひとつ