君に愛を告げない理由は
愛していないからじゃない
僕を見つめる君の瞳を
見つめ返すと失いそうで
見た目に似合わず臆病な
痛みを怖れる僕がいるから
君の知らない僕の過去には
たくさん夢が詰っていたんだ
人には言えない涙もあった
人は誰でも見つめ返すと
無垢な君は思っているけど
過去の数だけ痛みを伴う