君は

 

眠れぬ夜に海を見たかい?

府抜けた心と欲望だらけの

陽だまりだけの太陽の季節・・・

 

虚像と実像の入混じる

誰もが主役になれると信じてる

愚かな世界の華やかな宴を

 

君は

眠れぬ夜に空を見たかい?

凍える冬に膝を抱えて

ひとりきりで詠う詩人の

忘れられぬ心の季節・・・

 

夜空に輝く、その星のように

凍える心に差し込む光を