哀しみの輪舞

 

君を失い

往く道を失い

いくつもの眠れぬ夜を越え

辿り着いた今という時

 

君の居ない世界は

想像を絶する哀しみに満ち

風、吹かぬ街に

君を捜す

 

繰り返される日常

薄れ往く記憶

消せない思い

哀しみの輪舞

 

君には僕が必要なのだと

あの頃の僕は

そう信じてた