人生

 

人生は哀しみに満ち

その哀しみこそが愛しく

生きる事の意味

なのかもしれない

 

僕が君を愛したことは

間違いではなかった

そう思いたい

 

哀しみに負けることなく

胸を張って

君を愛した自分を

 

間違いではなかった

そう思いたい

 

君の後ろに見えていた

僕らを照らす月明かりは

君を失った今も なお

一人きりの僕を

静かに照らし続ける

 

君を失った今

すべては君を

思い出す為だけに

存在している