幾つの冬を越えてきただろう
久しく忘れていた
凍える冬が訪れる
5年もの間
凍える冬を
遠ざけてくれた君の
僕の愛した君の
一周忌と共に
心まで凍てつく夜
僕は生まれ変わろう
それは僕の為ではなく
君の為でもなく
人として進むべき道
君に贈る手向け花
凍える冬の訪れに
凍てつく闇に身を沈め
今日
僕は罪を犯す