本当は泣いたりもするけど

 

君より

少しだけ嘘の巧い僕は

その嘘の分だけ

君を傷つけてしまう

 

君を想い君を求め

幾つもの眠れぬ夜を数え

本当は泣いたりもするけど

君を困らせぬ為

君と共に生きる為

二人きりでない時間は

“嘘”と言う名の「鎧」と

“軽薄”と言う名の「剣」

そして

“友情”と言う名の「楯」

 

君を想い眠れぬ夜

その数を数えながら

本当は泣いたりもするけど

 

君の想い雨の日の朝

その時間を守る為に

君を泣かせたりもするけど

 

僕は思う雨上がりの夜空

この出逢いを

君を

抱きしめ続ける為

 

ロボットになろう”

 

本当は泣いたりもするけど