何も変わらぬ日常
せくこともなく
ゆるやかでもなく
ただ通り過ぎる時
望んでいた平穏は
こんな形の日常ではない
いつまでも変わらぬ愛
せくこともなく
ゆるやかに流れる
君と過ごす時間
そんな形の平穏は
既に遠い街並みの様に
いつだって始まりは愛
そしていつでも終焉は哀
永遠とは
果てしない時の事であり
決して終わり無きものではない
そんな短い永遠でさえ
心を定める事が出来ないのなら
人を愛する資格はない
どんな時にも
しなかったことの後悔より
したことの後悔を選んできた
僕は今
果てしない時の中に立ち
君への思いを振り返る
人はいつか
真実の愛を失い
真実の哀を手に入れる
そして、
本当の恋を知る