endless Blue

〜 もう二度と 僕を愛する事のない君へ 〜

 

君と出逢ってから間もなく

君は僕にこう言った

 

あなたが居なきゃ、生きて行こうと思えない 、、と

 

君と付き合い始めて間もなく

君は僕にこう言った

 

さよならを言う権利は私に、、と

 

君は君の今までの人生が

どれほどに辛かったか

どれほどに悲しかったか

どれほどに悔しかったか を

僕に話して聞かせた

 

友達と呼んでいた者の裏切り

恋人と呼んでいた者の偽り

家族と呼んでいた者の冷たさ

なかでも、

昔の恋人への拘りは強かった

 

僕と出逢った喜び以上に

僕と別れた悲しみ以上に

君は彼に拘っていた

 

彼への怒りが在る限り

君は誰も愛さない

君は誰も必要としない

そして誰にも

必要とされない

 

それに気付いたとき

君の未来を変えたい、、と

そう思った

 

 

 

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