僕にとって

 

もしも君が彼女に逢ったら

こうなる事は解っていたんだ

だから覚悟は出来ていた

だから僕は逢わせたくなかった

それを解った上でなお

逢いたいと言う君を止められなかった

すべてを覚悟して

その上で逢いたいと言う君を

僕には止めることは出来なかった

 

僕にとってつらいのは

僕が振られる事じゃない

僕の大切な君が

悲しみに咽ぶこと