晩餐

〜電子狂の歌〜

 

過去、夢、未来、美学

喋り続ける事でしか 存在を証明できない

己が精神(こころ)の創り出す 理想と言う名の虚像

 

媚び、甘え、貶し、蔑み

人を欺く事でしか 己を表現する事の出来ない

指先が騙る 虚像と言う名の実像

 

身体に流れる微弱な電流

世界を覆う巨大な電流

闇の帝都と人の心と

2つの電流を結びつける

「窓」と言う名の三原色

 

さあ 今夜も宴が始まる!

 

其の者の精神までも変えてゆく

電子狂達の晩餐