歩き続けよう

 

子供の頃

悲しい夜には死んだように眠り

嬉しい夜には眠れなかった

大人になると何故か逆になる

 

例えば愛しい人からの連絡が途絶える

それが意図せず起きた事なのか

相手の意志でそうしているのか

それが解ってしまうのは何故か

 

ああ、振られたんだ

何か伝え方を間違ってしまったか

それとも飽きられてしまったか

そんな事を悩むより

事実を受け入れるべきだろうか

もう二度と、誰にも心を奪われない

そんな誓いを破ったからか

 

全てを受け入れ前へ進もう

出口の無い無限の回廊を

何処までも歩き続けよう

 

もうこれ以上

この世界に

この人生に

望むものはなにもないだろ?

そう自分に言い聞かせ

君だけを胸に

歩き続けよう

 

再び舞い戻った

この無限の回廊を

 

歩き続けよう

君の思い出とともに